インストール install 2004 2 22

 ウィンドウズについて、先日、このように書きました。
「誰でも使えるOSとなった。
マニュアルを見ないで、直感的に使えるOSとなった。」
だから、上級者にとっては、不満があると書きました。
 しかし、これでは、公平さが欠けているかもしれない。
実は、Linuxも、
「誰でも使えるOSとなった。
マニュアルを見ないで、直感的に使えるOSとなった。」
そういう状態に近くなってしまったのです。
 Linuxをインストールしてしまえば、
後は、ウィンドウズと、ほとんど操作性が変わりません。
ウィンドウズが使える人は、Linuxも使える。
そういう状態になったのです。
Linuxも、マウスを使って、操作する時代となったのです。
それに、Linuxには、ビジネスソフトもあり、
高度な作業をしない限り、ウィンドウズのビジネスソフトと大差ありません。
 ところで、ウィンドウズも、「組み込み型のOS」でしょうか。
「組み込み型のOS」と言うと、もっと規模の小さなOSなのですが、
パソコンを買うと、パソコンに、ウィンドウズが組み込まれています。
 昔は、OSは、自分で、パソコンに、インストールしたものです。
今は、OSどころか、ビジネスソフトや娯楽ソフトまで、
パソコンに組み込まれて、販売されています。
 これは、日本人には、
「幕の内弁当が好きな人が多い」という国民的な性質でしょうか。
 日本では、メニューから、ひとつひとつ選んで、
自分だけのメニューで、料理を注文するという人は少ないでしょう。
パソコンも、「幕の内弁当」状態になっているのです。
 もちろん、インストール作業を、
初心者や初級者にも、楽にできるように改善すべきです。
 ウィンドウズのインストール作業は、昔に比べて、
はるかに、楽になりましたが、
それでも、初心者や初級者は、戸惑うかもしれません。






















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